Taquito Militar – 軍靴の響き

みなさまこんにちは。

長いのが売りの「フンドシブログ」へようこそ。

我々の動画をネタに、タンゴにまだ馴染みのないかたへ向けて、自分のバンド動画をいじりながらタンゴの普及につとめているこのブログ。自前でwordpressを試しながらの試行錯誤で運営しております。なのでレンタルブログのようにうまくいかないことも多く、facebookにフィードしていたつもりが、どうやらそれは自分の画面だけで、全く流れていなかったと。

文字が化けていて何のボタンだかわからないところかなーこの原因は。一か八かで押してみましたが今回から流れるでしょうか?
さて。そんなわけでみなさまにお読みいただきながら、気がついたらあなたもタンゴ通に、これを目指してもう6話、いや6フンドシも書いて、徐々にタンゴな楽曲を紹介してきたはずが、あまり気がつかれずに、このサイト自体が空回りしているかと思います。これをはじめてご覧になられるかたはどうか、第一話、ブエノスアイレスの冬から、お時間のある時にお読みいただければ、長いのでヒマつぶしになります。が、長いので時間のムダにもなります。

そんなわけで、今回はだんだんタンゴな色が強くなりましてコレ。

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Tquito Militar(タキート・ミリタール)、邦題が「軍靴の響き」軍靴(ぐんか)と読みます。「赤き血潮の予科練の~」軍歌の響きではないので今の我が国では注意です。歌ではなく靴ね。ちなみに英語だとどうなってるかというと「Military Tap」と、そのまんまでございました。

なんか「いなたい」メロディの曲ですね、サビのところなんか「そ~れそれそれ」と美空ひばりか、はたまた民謡みたいで、ジャズだとありえないですね。
この「いなたさ」がタンゴの好き嫌いをけっこう分けるのかな。USA発の音楽に慣れていると、最初は恥ずかしく感じるんじゃないかなと思いますが、日本人として素直に聞いてみれば好きになるかも、そば屋の出前のあんちゃんがモーニンを口ずさむ(なんて書いて誰かわかる話か)よりも、こっちのほうが確かに似合うような。ここがタンゴ楽曲の面白いところです。

例えばフラメンコがそうなんですが、タンゴもリズムの形態をカテゴライズしています。つまりリズムがジャンルになっていて、コンサートなんかだと楽曲タイトルの後に「Tango」とか「Milonga」とかリズムの形が書いてあったりすることがあります。ただしフラメンコと違って、タンゴは実に大ざっぱで、大きく分けて3つしかありません。
タンゴ、ミロンガ、ワルツ

この3つ。

それとピアソラなんかのモダンなスタイルがあったとして4つかな。

で、今回の楽曲は、ミロンガというリズムです。

歴史的にはタンゴより前からあるそうです。

2/4で軽快なのが売りですが、遅いのもあるんですよ。

音符的にはこんなパターンで、まあ細かくいうといろいろあるんですがよくあるのはこうです。

milonga480.
このリズムはもともとクラシックからきたリズムと言われています。ハバネラというやつね。ここまではうちのバンドのMCでもたまにお話ししています。私はメンバーなのでもう100回聞いてます。

ではこのハバネラは何処からきたかというと、ハイチ発→キューバ→フランス→スペイン→どうやらここでフラメンコと交尾してアルゼンチンに入りミロンガとなる。wikiの説明を要約するとこういうことのようです。

MCやるならここまで掘り下げて欲しいものですね。

一応基本はこのズンタタッタなリズムで、タンゴと違ってこのリズムは一定のテンポをキープして、たいがいどこかはバンプ(vamp)します。ダンス音楽としてとてもよくある感じですよね。
ギターで弾くとこんな感じでけっこう忙しい。

milonga2_480.
けっこう難しいしそもそもこの弾き方ではリズムがあんまり出ないんで、バンドんときはどうせ誰かがどこかを弾いているだろうから

milonga3_480.
まあこんなか。これなら分子のほうの和音は移動できるからけっこう好きに応用できます。リズムもノリます。ただしただでさえいなたい曲がさらにいなたくなる、ヅンタタッタなミロンガがギチギチギッチョンになりますので、曲を選ぶフレーズかと思います。

…。

この動画の演奏を解説いたします。

まずあってもなくてもいいイントロ部分(原曲はこんなもんありません)で、ワタクシが気分よく弾いているところに変な音を挟まれてブウたれています。本番では慎むべき行為ですが根が正直なんでしょうね。生きているだけで損をする、友達少ない人のタイプですね。

その後本編。

出だしで miyuki_icon60 が、奇をてらってというか、どうやらいつもとは違うようにしてやろうと画策して、みんなをおっと言わせたかったんでしょうね、ワンコーラス目をわざと遅いテンポではじめています。が、2コーラス目までの長さが読めていませんでしたねー。いつものノリ方でそのテンポだと長いですね~。はっきり言って失敗ですね。

というわけで、みなさんが「はいそうでしょうそうでしょう」と言うタイミングで、2コーラス目をテンポアップさせています。

後の祭り というやつですか。

どうせならそこからもっとバカっ速くやればよかったね。

どうです、こんなことを書いて。勇気があるでしょう。

次回は音速より速いタキートになってしまうことさえ怖れず。ギターじゃこの曲、音速はムリなんだけども。

*次回のタキートは画面右のライブインフォの恵比寿でしょうか。どうか応援にいらしてください。

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