06-19 Ichiro&Isoboo DUO 2004

みなさまこんばんわ。

ナガイネ!で勝負のフンドシブログ、タンゴ解説編から一転しまして、今度はジャズのようなもの解説編というか、まあつまり今度はジャズに馴染みのない方に向けて、自分の音源をいじりながらいろいろ書いております。

前回は、タンゴのスタンダードEl Chocloをワタクシのバンド用にアレンジしたものをお送りしました。

録音されたのは今から5年前、2008年で、こんな曲をやっているということは、すでにこの頃はタンゴと向き合っていたということです。

では。

タンゴに出会う前、ワタクシがどんなだったか。

と思って選曲しようとしたんですが、ナガイネ!は文章だけでなく演奏もおんなじで、20分とか…。
あと少々辛口のものが多いんでこれでは早々に誰も読んでくれなくなってしまうと踏みまして。

今日はとっても聴きやすいコレ。

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2004年、自宅で録ったオリジナル曲で、「06-19」というタイトルのものです。

ベースのイソブーがうちに遊びにきてくれたときに録ったもので。

まだタンゴに塗れる前はというと、ワタクシこうでした。

あらまあ奥様。

これはメセニー。

と、CヘイデンのDUO丸出しで、

でもオリジナルだから何が悪いんだとばかりに2人とも堂々とオーラ出して演奏してるところがにくいですね。

この曲は、6月19日に作ったから06-19。いい加減でスイマセン。

譜面はこうで。

 

ギター特有の和音のサウンドというか響きをチョイスしていったらこうなりました。

コーダは、黒いオルフェのエンディングみたいに、重たくてわざとらしい、そんなことをやりたくてこうしました。

譜面上ではわかりにくいんですが、多くのコードが半音のインターバルで当たりやすいものにしてありまして、例えばBm7は実際はGの音が入ってBm7+5?こんなふうな音使いで成り立つようにしました。

ワタクシと作曲。

作曲歴は実はけっこう長くて、ギターを手にした年、つまり中学一年からやってます。

当時はフォークソング狂いの馬鹿息子馬鹿息子と近所の人に噂されるようなワタクシでありましたので。

それ以来です。

ジャズを覚えようと思ったのは実は

高校のときに、作曲のネタが尽きて

これはコード進行とか転調とか、そういうものをジャズから盗んだらいいかと。

こうした不純な動機だったんですよ。

で、ミイラ取りがミイラになってしまいまして。

さらにマリアの呪いで、今こうです。

作曲は書き始めて長いからか、日記とか記録とかラブレターとかそんななんで
特別なもんとは思っていません。

でも自分から出てきたものには違いないので大切だし

やっぱり褒められるとウレシイ。

演奏してもらえるとウレシイもんで。

自分の好きな演奏者が自分の曲をやってくれているだけでもう感無量。

これは音楽をやっていて良かったと思える瞬間です。

では、自分の曲が気に入られなかったらどうかというと

別になんとも思わない。

そうね、駄作ですねコレ、スイマセンって思って終わりで、

不思議なことに、カチン!とかコノヤローとか、だったらお前が作ってみろとか、

演奏だとそういう感情はあるんだけど、楽曲の評価に限ってはちっともメラメラしない。

なんででしょうね。

また書けばいいやってノンキに思っている。

原価かかんないし。

納期があるものじゃないし。

それどころか

駄作でスイマセンって言いながら、同時に違うノウミソが

じゃあ今度は昔、浜省になりたくて書いたあの曲の断片使っちゃおうとか

自分が作ったもんだからいいじゃんテイストが浜省でも尾崎亜美でも

うまいことタンゴにしちゃえばいいんじゃない?案外使えんじゃない?

で、ちゃっかり使ってしまいまして今でも演奏している曲があったりして。

そんな不純な作品でも

ウケてしまうと、もう自画自賛。

オレサマ、ピアソラ?筒美京平?

かっこいいですねさっきの曲 と、ほめられて

夜の神、タンゴの神、マリアの生まれ変わりよ

そんなイメージで書いたかな

とか、作ってしまえばどんなことでも後付けで言えますが。

もしワタクシがそんなこと言っていたら

多くは、大ウソです。

マリアどころか

浜省どころか

♪二十歳のおしゃれ~東京ブラウス~♪

…。

どうです、こんなマイナーで昭和なラジオCM,誰も知らないでしょう。

同時期にラジオで流れていた、

♪悩んじゃいられなあ~い イチジク♪

でなくて、ああよかった。

創作するメロディって、案外多くは、幼児の頃からの音楽の記憶の断片がポロッと出てくるもんだと

割り切っているところが私はあって。

わざと盗用することはしないですよ。いちおうプライドはあるんでそれはしない。

でも出てきちゃったものはしょうがない。

それが何か、イチヂク?かは、出てきたあとに、気がつくか気がつかないかだけの差なんじゃないかな。

身もフタもない話でスイマセン。

まあ、イチヂクな記憶の断片でも、マリアの生まれ変わりでも、

寄せ集めて出来たもんでも、

寄せて上げた谷間でも、

喜んでもらえたらOKで。つまり、どっちでも良い話で。

どんなジャンルでも新曲はないよりあったほうがいいですよね。

今回のこの「06-19」。これなんて単なる枠ですよワク。

4小節うっかりライブの即興で出てきた断片に尾ひれと背ヒレをでっち上げて、つまりギターでポロンポロンと弾いてまとめただけのもんです。

ワクです枠。テンプレートね。

イチヂクとか浜省なものさえありません。

なので、タイトルもつけようがなくて日付という。

こんなもんでも、合奏をその場でするときは役に立つかもしれないですよね。簡単だからリハもいらないです。

このサイトで、ワタクシのオリジナル曲の多くを、音源と一緒に譜面も公開しているのも、ないよりあったほうがいいかなと考えたからで。

万が一でも誰かがどこかで演奏してくれたらウレシイし、その音源が送られてきたりなんかしたらですよ。

嬉しいじゃあないですか。

で、一緒に演奏したり出来たらもっと嬉しい。

打ち上げに入れてもらえたらそこで…、

…アレね。

そう演奏してくれたアレ

実はね

東京ブラウス♪

なんて告白できたら

楽しいじゃないですか♪

音楽は夢とキボー。

どこに転がってるかわかんないですよね。

  2 comments for “06-19 Ichiro&Isoboo DUO 2004

  1. メグヤマ
    2013年3月15日 at PM 9:51

    06-19 懐かしい響きです。
    もしボクがやっていたアコーディオントリオが続いていたなら、絶対にレパートリーに加えさせて頂いただろうと思います。

    イチロウさんの文章にはタンゴには元々アドリブという概念は無くて、リズムも含めてジャズとは別のものと書かれています。それなのでタンゴをやり始めた時はあれこれ苦労されたと。
    一方ボクが加えて頂いた一団は昔プロだったお年寄りが中心だったけど、「譜面は読めません。」と最初に宣言しておいて、耳を頼りに結構好き勝手なことをやってました。でもそのうち勝手が分かってきて、先方もボクにはコードとソロ部分だけ小節割りを書いて渡せば何でもやるんだなと理解されたようで、タンゴなビートで自由にやらせてもらいました。遊びでやるバンドだったから、これで問題なかったのでしょう。

    でも最後には「これで譜が読めりゃ、十分プロでやっていけるのになぁ。。。」と言ってくださったんですよ。♪
    もちろんリップサービスと心得ておりますけど。

    • ichiro
      2013年3月16日 at AM 3:48

      コメントありがとうございます。
      そうですね、タンゴの場合は楽曲そのものにストーリー性があるものが多いんで、そこからはみ出すと違和感が出てしまいます。なのでアドリブでやるなら伴奏そのものをアドリブで、つまりギター一本でメロディの伴奏をコード発展型でというふうに変わっていきました。これはあまりまだやっている人が少ないんでまだオイシイかと。これならジャズ的な、つまり相対的な位置でいろいろ駆け引きができそうです。でもジャズでボーカルとのDUOがとても難易度が高いように、ソロ+ですから…、とても難しいのと、相手がなかなかいないんですね。

      リズムは外見はロンドンとパリくらい違うんですが、スイングさせるプロセスは同じと考えています。なので継続してやってこれたのかな。

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