目の前のことを…な日々でスイマセン

あけましておめでとうございますと書いて半年、みなさまお久しぶりです。

目の前のことをひとつずつキャンペーンで再発を避けながら日々を送っております。

一応ギター弾きをなりわいとしているわけですが、なんつっても目の前のことだけに反応している生き物になっていますから、時にはギター講師、ときにはスタジオ管理のおっさん、そして最近は音響の人、マスタリング・エンジニアさん?しかしてその正体は

フォトグラファー…。

あ、ついに宣言してしまった。

ウソです正解はフォトグラファー気取りの人

…。

お陰様を持ちまして前回の書き込みから2回のCTによる検査、名付けて「再発検査」をクリアいたしまして退院から1年半の間、無事にここまでやってきています。そういうことはタイムリーに書かきゃダメですね、事情が事情だけに放置するとヤバいんじゃねえか、もう額縁に入ってるんじゃねえかと誤解されてしまいますね。スイマセン。私は皆様の念力の余力で順調に生きております。

結局、唾液はあんまり出ないまんまで5月の検査では「残念だけどこんなもんかな」との診断、また嗄声(枯れた声)も同じで病気前の半分以下の音量、騒がしいとこだと会話に不便するものの、生き物ってすごくてですね、出ない声をさも聞こえるような発音や出やすい音域を学習して使うようにするんですね、なので昨年より実は楽に話せるようになっています。声はまああるだけマシな立場ですから、現状への不満やコンプレックスはあまりないです。うるさいとこでしゃべんの面倒くせえなと思って黙ってヘラヘラしてることはあるけどペラペラうるさいよりいいでしょう。ペラペラ→ヘラヘラ。はっはっは。

この半年?関西に行きました。イチロウQを3年ぶりにやりました。あとはええとええと。

はいお待たせいたしました。

カメラ買っちゃった~



 

バカ丸出しでスイマセン。ただし前ほどテンションが高くないのは、予算が完全に底をついてしまい最後の一発だから。

そもそもは朝のお散歩の理由付けにはじめたカメラですが、お察しの通りもうメロメロ。

つうか、楽器と同じ。もっというとギターを始めた頃のワクワク感そのまんま。

 

まあ本音を言うと、ひとりになっても平気なツールですよねカメラっつうのは。ひとりで撮るんだから。これは楽器というよりバイクと似てるかな。楽器はひとりになって狭い部屋でじっとして悶々とするっつう心身とも今のワタクシにはあまりよろしくない魅力があるんですが、カメラは外に出て光を追いかけますからね。実に健康的でストレス解消でガソリンばらまいてカネになんなくて自己満足でいいのよ奥さまな。ああ、こんな楽しいこともっと若いときから知ってりゃよかったなーと。

もちろん皆様がイヤでも辟易していてもむりやり見ていただいて免疫力アーーップ。いいですか、私の演奏なんか評価してもしなくてもいいですけど写真は見たらイイネを付けてあげたほうがいい。なぜならその1イイネで

免疫アーーーップ

で、まぐれでたまーにまともな一枚があるかもしれません。そしたら赤いイイネね赤。すると

免疫ア~~~~~~~~~ップ♡♡

という皆様のお力がワタクシの再発防止にっつう図式になっていますのよ。

なので、音楽だと拍手?オラァ受けるために音楽やってんじゃねえよとかね、こうなちゃうと斜に構えて芸術家ね、ですが、写真は違う。

ゲージュツかどうかは二の次三の次。

もうイイネのためなら。

しつこいようですがワタクシのこの5年、1年半過ぎちゃったからあと3年半の人生が予定通りあるならばですよ、再発しない、目標はこの一点です。自分勝手で自分本位ですがこればっかりはしかたありません、なんか選挙演説みたいになってきましたが、ある意味これまでの人生でいちばん本気にならざるをえない事態ですのでね。

というのも。

ワタクシ。治療がはじまってから、とっても優等生で。心配された副作用、とくに私の場合は抗がん剤と放射線を同時に行う科学放射線治療というものを施されたのですが、標準治療であるコレ。
終わってから知ったんですが。

副作用がきついので有名な治療だったらしくて。

ワタクシがんになってからあまりにネットの情報にひどいものが多いので、一切調べたりしなかったんですよ、まあ怖くて見れなかったっつうのもあったんですが。

で治療はとんとんと進んで、多少しんどいこともあったけど感想といえば「なんだこんなもんか」と。

しかも脳天気にもほどがあるのは、治療が終わったら虫歯を抜いたようにすべてOK、終わり完治と本当に思っていたという。

がんは残念ながら厳密には完治はないんですよ。がん細胞が一度でも体内に発生したということは体内のどこかにまだあってもおかしくない、でもあるかないかは細胞が小さいから調べようがないからなんですね。

しかも。

ワタクシ、ステージ3の進行がん(ああさらりを書いてしまった)。とっても大きく育ててしまったので実は声帯を含めたここらへん一式つまりアッセンブリ一式を取っ払ってしまうかギリギリで、でも声をなくして残りの時間を生きていくのは死ぬのもイヤだけど実はもっとイヤだなあと思っていたので、なんとか温存でとお願いして、ダメなら撤去ですいいですね!と脅かされての温存で。

コレ、大きく育ったもんっつうことは、それだけ死んだふりして実は再発の出番を虎視眈々と待っている細胞がいる確率が大きさに比例して…ってことになるらしい。

再発率っていうのが実はありましてですね。これ書きませんけど、実はけっこう冷や汗が出る数字なんですよ。5年生存率では私のは予後がいい数字なんだけど、からくりがあってこの数字には取っちゃった人の数も当然含まれているんですね。では取らない人のっていう数字もあって。こっちも書きませんがかなり落胆する数字なんだよね。つまり声を失うどころか5年先生きてるかどうかが明日傘もっていくのかいかねえのかどっちなんだオイみたいな確率。うちの奥さまの職場で率先して取ってしまったかたがいたんですが、そのかた科学者だからか、数字みてじゃあって思ったのかも。うーん。

というわけで、ワタクシは長生きするにはこの危険な時期をとにかくみなさまのイイネの力で乗り切ろうということで、日夜皆様の美と健康のお力になれる写真っつってもアヒルとか同級生の刈り上げとかですが、をお見せしてつながりを求めながら日々を過ごしております。

何いってんのオマエ、このフンドシ半年も放置しやがって。そうですよね、フェイスブックお使いでないかたはワタクシのこの活動など知るよしもありません。

https://www.facebook.com/kamedahouse

 

ここで毎日投稿してます。

…。

 

1月の検査のときに放射線科の先生が教えてくれました。放射線治療はやってみないとわかんないんですって。

抗がん剤もおそらくそうですね。

がんの治療は日進月歩というけれど、敵が手強いから完全まではまだまだなのでしょう。

まだまだだから、ここに”いちゃもん”をつけることができるわけです。

抗がん剤陰謀説ね。医者は絶対自分ががんになっても使わないとか、製薬会社と医者がつるんでボロ儲けのために患者は命を縮めてるだけとか、読んだことあるでしょ。

治療というのはやってみないとわかんない程度ではダメで、治療が成功しなかったらどうしてくれるっつう揚げ足話で引っ掛けるアレ。

フェイスブックでも流れてくるこういう情報ね。知り合いでイイネつけてる人もいるからあえて書くけども。

そういう情報の最後のほうに、保険適用外のなんだかいいことばっかり書いてある治療が案内されていませんか?その治療っていくらかかるんでしょうね。調べてみたらいい。どっちが陰謀だか。

しかもやってみないとわかんない率はどうなんでしょうか?どっちもどっちではなくこっちは裏付けられる情報がアヤシイような。まあこれも調べてみるといいです。たまたま治る程度では、がんの場合、水虫と違ってもしそうでなかった場合は死にますからよーく調べたほうがいいですよ。

どんな治療を受けるか選ぶのは本人だから抗がん剤使うのが嫌ならどんなの選んでも自由だけど。ものによってはほっとくと悪化して手遅れになる恐れがあるから気をつけたほうがいい。というより、ほっとくようなことはしてはいけません。

そんでもって、心配したり親身になってアドバイスしてくれるんだろうけど、まんまと話に騙されてそんなリスクがあるものを当事者に勧めないほうがいいと思うなあ。

アメリカだと根拠のない治療を行うと罰することができるらしいんだけど、日本は医師免許さえ持ってれば何でもありで罰する法律がないらしいです。金の棒で患部さすってハイ10万円ってやっても法律上はいいんだって。

ちなみにこの手の治療や情報ね。現場ではどう思ってるかがんセンターの先生にきいたことあるんですよ。

「フッ」

っと笑われただけで、相手にされませんでした。

…。

 

まるで違う道に迷い込んでひとりで進めているような感じ。

これはなってみないとわかんないかも。

ということは、なった人は同じ感覚を持っている(ようです)。

私はがん専門のコニュニティサイトに入っていまして。

そこは私のような「おかげさまで」方向でない、つまり厳しい人も多い。

まるで転校していくようにある日からいなくなるかたも残念だけどいます。

昨年カメラにのめり込んだ大きな理由は、

桜を見に行けないから撮ってきてみせてくれ

というメッセージでした。

いつまた応援される側になるかこればっかりはわかりませんが、皆様の応援の力で私は現在応援する立場にいることができます。

うちの奥さんがうまいことを言うんですよ。

私は今、がんと闘っている人から見ると「縁起物」らしい。

ところが。

先週プチクラス会。

ワタクシ、ペーペーの新人でございます。

8人中3人。

インフルみたいな確率よね~~。

そして生きているという事実。

…。

 

みなさま応援ありがとうございます。

人生の大きな曲がり角にいまどうやら私はおりまして

曲がったあとにちゃんと道がありゃありがたいわけで

できればあと20年くらいは歩いてられる道だったりするともっとありがたや。

そんなですから、ほんと何も考えてません。ああそうだっけ?みたいな可哀想な人ね。

はやくまた音楽のみみっちいことひとつでああでもねえこうでもねえわかるかな?わっかんねえだろうなーな全力で生きるクヨクヨくどくどな音楽人生に戻りたい気もしないではないんですが、もうムリかもしんねえな。何故かって健康によくない。

 

目の前のことをひとつずつな生活に慣れてしまうと、

人間は正直で、もう病気じゃない、すなわち治ったと判断し、がんになったことを忘れようとする作用が働きます。

そうすると朝が来るのが当たり前で、面倒な予定がある日だと起きるのがグズグズ。

はっはっは。

朝が来るのは当たり前じゃないとついこないだまでわかっていたのにねえ。

…。

この雲がとれると夏がきて。

なにを撮ろうか。

花も鳥も命を爆発させるように生きていますね。

それを充電させてもらって、今戦いの最中のかたにおすそ分けして。

撮って撮って撮って

それでも気が済まないものが、

きっと音になって、近いうちに帰ってくる。

それを私は心待ちにしながら、目の前のことをね。

ひとつずつですよ。コツコツと。

車検でごっそりカネ使ってすっからかんだからさ。

35mmの単焦点ね。すごい明るいやつ。

カメラあんのにレンズなきゃしょうがねえじゃん。

そうでなくてもあちこちのマダムから言われてんだよ。

「遺影撮ってください。」

ついに来た第二の人生は

遺影写真家。

ポートレイト用のレンズは

高いのよ。

 

 

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